家の外壁・外構と調和する植物の選び方
2025年04月16日
植栽は、ただの“装飾”ではなく、家の外観と外構を引き立てるための大切な要素です。
せっかくのデザインも、植物の種類や配置が合っていないと、
「なんだかちぐはぐ」「手入れが大変そう」そんな印象を与えてしまうことも…。
今回は、家の外観や外構の素材と美しく調和する植栽の選び方とポイントを、プロの視点でご紹介します!
✅ 1. 外壁の“色味”に合わせた植物選びが基本
外壁の色 | 植栽のポイント例 |
---|---|
白・ベージュ系 | 明るいグリーンでやわらかくナチュラルに(ソヨゴ、ヤマボウシなど) |
グレー・ブラック系 | 形の美しい樹木や濃い葉色でモダンに(アオダモ、フェイジョアなど) |
木目調・ブラウン系 | 四季の彩りがある植栽が映える(モミジ、ジューンベリー、宿根草など) |
👉 外壁とのコントラストやなじませ方を意識すると、全体の完成度が上がります。
✅ 2. 建物の“デザイン”や“高さ”に合わせる
シンプルモダンな住宅:**幹がすっと伸びる樹形のもの(アオダモ、エゴノキ)**が◎
和モダンやナチュラル住宅:**丸みのある葉ややわらかい印象のもの(ソヨゴ、ジューンベリー)**が人気
建物が2階建ての場合:背の高いシンボルツリーをバランスよく配置
植栽は、「空間のスケールに合った高さ感」が大切です。
✅ 3. 外構の素材との調和もポイント
外構の素材 | 合う植栽のタイプ |
---|---|
石・タイル系 | 直線的・枝ぶりの美しい落葉樹(アオダモ、ナツツバキなど) |
木目フェンス | グラス系・柔らかい葉の低木(ヤブラン、フッキソウなど) |
コンクリート系 | 植栽の「余白」を活かしつつシンプルに |
石やフェンスの色味に“葉色”を合わせることで、外構と一体感のある空間に仕上がります。
✅ 4. 「ローメンテナンス」も重要な選定基準
落葉が少ない常緑樹(ソヨゴ、シマトネリコ)
丈夫で育てやすい下草(タマリュウ、アジュガ)
年に一度の剪定でOKな樹種も多数
🌿美しさと手入れのしやすさのバランスが大切です。
✅ 実例紹介|ケイミュー「ソトカラ」× ガーデンデザイン
今回、外壁メーカーケイミュー株式会社が運営する「ソトカラ」というプロジェクトの一環として、
“ガーデンライフを楽しむ家”をテーマにした住宅デザインを手がけさせていただきました。
🔸 テーマ:植物に囲まれて、自然とつながる暮らし
🔸 ポイント:
・建物と一体感のあるウッド調のファサードデザイン
・広がりのあるウッドデッキとパーゴラで庭を第2のリビングに
・ライフスタイルに合わせて配置された植栽と外構構成
✅ 植物を“暮らしの中心”に据えた外構デザイン
限られた敷地の中でも、
リビングとフラットにつながるウッドデッキや、ダイニングの延長として使えるテラス空間を設け、
“植物と暮らす庭”の魅力を最大限に引き出すレイアウトを目指しました。
植栽計画は、外壁のグレイッシュな色調に合うように、アオダモ・ソヨゴ・グラス類などをバランスよく配置。
外壁・外構・植栽が自然と調和するよう、質感・色彩・高さ感すべてにこだわっています。
✅ 施工ブランド紹介:ケイミュー「ソトカラ」
外観デザインと住まい方をトータルで提案するケイミューの「ソトカラ」では、
全国の建築家・ガーデンデザイナーが参加し、「外との関係性から生まれる暮らしの豊かさ」を発信しています。
🔗 詳しくは公式ページへ → https://www.kmew.co.jp/sotokara/
✅ まとめ|植栽ひとつで、外観がもっと引き立つ
家と外構のデザインに「植物」を掛け合わせることで、
住まい全体に統一感とやわらかさ、そして**“暮らしの豊かさ”**が生まれます。
Sense of Resortでは、建築デザイン・外構・植栽までトータルでご提案しています。
「自分の家に似合う植栽がわからない…」という方も、お気軽にご相談ください🌿
▶ 植栽提案・施工のご相談はこちら ▶ https://senseofresort.com/contact/index/
▶ 家の外観写真から無料プラン作成もOK!
公式ラインからもお気軽に。