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【プロが伝授】梅雨の庭を美しく保つための5つのメンテナンス術~長雨に負けないガーデンのつくり方~


6月に入り、全国的に梅雨のシーズンがやってきました。この時期は庭づくりを愛する方々にとって、最も悩みが増える季節かもしれません。
雨が続き、湿度が高まることで「雑草が急に増えた」「植栽が傷んでしまう」「コケやカビが目立つようになった」など、さまざまなトラブルが発生しやすくなります。

実は、梅雨の庭はちょっとした工夫と定期的なメンテナンスで、美しさと機能性を両立することが可能です。
Sense of Resortでもこの時期は多くのお客様から「どうやってきれいな庭をキープすればいいの?」とご相談をいただきます。今回は、ガーデンデザイナーのプロとして実際に現場で実践している“梅雨を乗り切るコツ”を、5つのポイントに絞ってご紹介します。

 

 


1. 雑草・コケ対策は“こまめな管理”がカギ

雨で土が柔らかくなっているこの時期は、雑草抜きの絶好のタイミングです。根からしっかり抜くことで、再発を防ぎやすくなります。コケやカビが生えやすい場所は、定期的な掃き掃除と日当たり・風通しを良くする工夫(樹木の剪定や配置の見直し)が効果的です。

 

2. 排水性・水はけを見直す

水たまりができやすい場所は、植栽が根腐れしやすくなります。砂利や暗渠排水パイプを使って排水性を高めたり、植木鉢の下にすのこを敷くなど小さな工夫でも効果的。プロの目線で敷地全体の水の流れをチェックし、必要に応じて改善策を提案します。

 

3. 植物の“蒸れ”防止のための剪定

葉が茂りすぎている樹木や草花は、蒸れて病気になりやすいもの。梅雨入り前に軽めの剪定をして、風通しを良くしておくのがポイントです。特にアジサイやシマトネリコ、常緑樹は枝の間引きを推奨します。

 

4. 土壌改良・マルチングで根を守る

雨が続くと、土が固まりやすくなり酸素不足になりがちです。バークチップやウッドチップなどでマルチングを施すことで、泥はね防止・土壌の乾燥防止・雑草抑制の一石三鳥に。土の状態が気になる場合は、簡単な土壌改良材を追加しましょう。

 

5. “見た目”だけでなく“機能性”も意識したデザインへ

梅雨の困りごとを減らすには、最初から水はけや動線を計算した設計が重要です。新たにガーデンリフォームをお考えの方は、プロに相談し、長く美しい庭を維持できるデザインを取り入れましょう。

 

 


梅雨はガーデンの弱点が見えやすくなる季節ですが、逆に“今こそ庭の状態を見直すチャンス”でもあります。Sense of Resortでは、お客様ごとの庭の特性やライフスタイルに合わせた「梅雨対策メンテナンスプラン」のご提案・施工を行っています。
「自分で管理しきれない」「この部分だけプロに頼みたい」など、小さなお悩みもお気軽にご相談ください。
梅雨が明けた後も、美しい庭で心豊かな時間を過ごせるよう、私たちがしっかりサポートします。

 


※お問い合わせや無料相談は【ご予約フォーム】からどうぞ。