花壇のあるお庭づくりのコツ 前編
2019年03月05日
こんにちは、COLOR GARDENです。
花壇があるお庭、素敵ですよね。
自然を感じられる空間としてのお庭づくりを提唱するカラーガーデンでも、これまでたくさんの花壇があるお庭をつくってきました。
ガーデニングという言葉がある通り、ご自身の手で花壇のお世話をして、趣味としての庭づくりを楽しまれる方も多くいらっしゃいます。
ガーデニングの経験が豊富な方には言うまでもないことかもしれませんが、今回はこれから自宅のお庭で花を楽しもうという方に向けた、素敵な空間づくりのコツをお伝えします。
花は特に、維持することにその難しさがあります。
「せっかく植えたけど、維持できない」
「花が枯れて、花壇が砂場のようになってしまった」
ガーデニングにチャレンジした人から、よく聞く声です。
維持が難しくなる大きな原因は、ワンシーズンで枯れてしまう花(一季咲きともいう。年に1回、一定の期間だけ開花する植物の性質)を、花壇一面に植えてしまうこと。
例えば花壇一面にパンジーを植えたとします。
きれいに咲き誇る花を楽しむ時間は束の間、見頃である冬を過ぎれば花壇一面から彩りが失われます。
次の年に再び花が咲くこともないのです。
つまり、ワンシーズンで枯れてしまう花だけを植えた場合、すぐに次の季節の花を植えなくてはいけなくなってしまうというわけです。
そのペースについていけず、楽しいはずの花や花壇が、「私には世話できなかった」と、ストレスの元になってしまうのです。
せっかくの花壇、こんなにもったいないことはありません。
COLOR GARDENが考える花壇を維持するコツは、花壇の8割に常緑の植物か宿根草(多年草)を植えること。
8割を埋めることで、年間を通して素敵な雰囲気を維持することができます。
残り2割でさまざまな季節の花を楽しむこともでき、もしその2割が枯れてしまっても、全体の雰囲気を大きく損なうことはないので、ストレスには感じないでしょう。
カラーガーデンのつくるお庭も、基本は8割を常緑か宿根草で埋めています。
ぜひ、これからガーデニングにチャレンジしようとする方は、参考にしてみてください。