木を選ぶときに大切なこと
2019年06月04日
こんにちは、COLOR GARDENの林です。
COLOR GARDENのお庭づくりに植栽が欠かせないのは、これまで何度も話してきました。
今回は、植物を選ぶ際にこだわっていることをお伝えします。
ご自身で植栽にチャレンジしてみようという方も、ぜひ参考にしてみてください。
木を選ぶ際に大切なのは、「機能性」と「場所」、「形状」です。
塀の近くに木を植える場合、隣家への影響も考慮し、枝を大きく広げる種類の木ではなく、片方(お庭側)に枝が伸びてくる木を選びます。
一方、お庭の中央に、過ごすための場所をつくる場合、近くに大きく枝を広げる木を植えることで、ちょうどいい日陰をつくることができます。
何を求め、どこに植えるのかによって、どのような形の木を植えるのが最適か、考えることが大切です。
COLOR GARDENでは、愛知県稲沢市や三重県鈴鹿市にある農園に行き、1本1本直接確かめた上で木を仕入れるようにしています。
当然、農園によってもセンスの違いはありますし、同じ木であっても得手、不得手はあるものです。
仕入れ先の農園を厳選し、施工するお庭に合わせて最適な1本を選ぶのは、お庭づくりの重要なポイントです。
植栽にも流行があります。
お庭に植える木は現在、どちらかというとサラッとした雰囲気のものが好まれます。
これは建物のデザインとも関連しているため、今後もこの傾向が続くのではないかと思います。
お庭によっては個性的な木、珍しい木を植えるのもおもしろいですが、結局は日本に自生していて、植える場所の気候に合った木を植えなければ長持ちしません、
流行はあってもサイクルは長く、ある程度、定番化しているのがお庭に植える木の特徴です。
建物のデザイン、気候を考えて木を選ぶことが、センスよく手間がかからないお庭づくりにつながります。