部屋からつながる外空間 ウッドデッキの考え方 後編
2019年06月25日
こんにちは、COLOR GARDENの林です。
前回のブログでは、目的を考えずにウッドデッキをつくるのは避けましょうというお話をしました。(https://color-garden.jp/2019/06/18/03-10/)
その場所で何がしたいか、ウッドデッキをつくる目的が明確になったあとは、サイズや形状を決め、材質を選びます。
ウッドデッキには、天然木材、樹脂素材があります。
自然素材を使った家を好まれる場合、ウッドデッキも天然木材を使われる傾向にあります。
天然木材の魅力はやはり、その肌触りや質感。
木がささくれてしまったときなど、表面を削ることで美しい見た目を取り戻すことができるのもメリットです。
選ぶことができる樹種は、ビリアン、アマゾンジャラ、イペ、セランガン・バツー、オーストラリアサイプレスなどさまざま。
色、耐用年数、樹液の有無など、特徴を見比べて選択します。
デメリットは、樹脂素材に比べ費用が高くなる傾向にあることです。
低コストで施工できるもの(レッドシダーなど)もありますが、3年程度で朽ちたり、ボロボロになってしまうことがあります。
天然素材なら、耐久性の面から、繊維が細かくて密な「ハードウッド」を、COLOR GARDENではおすすめしています。
もうひとつの樹脂素材ですが、メリットはメンテナンスフリーである点。
塗装などのメンテナンスは必要なく、施工時の状態をキープすることができます。
また品質のばらつきがない点も樹脂素材の特徴です。
デメリットは、熱を持ちやすいので、BBQなどで炭を落とすと溶けてしまうことがあります。
また、サイズの決まった既製品しかなく、デザインの自由度でも天然木材にかないません。
COLOR GARDENでは、それぞれの材質を使ったウッドデッキ施工の実績があります。
メリットとデメリットをお伝えした上で、お客さまのお庭での過ごし方、ライフスタイルに合わせて選んでいただけますので、お気軽にご相談ください。
ショールームにはサンプルも置いてありますので、手に取ってその質感や肌触りもお確かめいただけます。