デザイナーとは
2019年02月12日
こんにちは、COLOR GARDENです。
私たちの仕事は、お庭や外構、エクステリアなど建物の外の空間を心地よいものに仕上げること。
ガーデンデザイン、エクステリアデザインとも言われている仕事です。
この仕事をする私たちは、ガーデンデザイナー、エクステリアデザイナーと呼ばれています。
この「デザイナー」という言葉の定義って難しいと思うんです。
構造物や植栽を、建物の外に配置する。
単にこれだけの仕事であれば、「コーディネーター」とも言えると思うのです。
お客さまが要望された機能、モノを、バランスよく提供すること。
これはもちろん大切なことですが、それだけで良いのか…。
私たちは、デザイナーでありたいと考えています。
私たちの考えるデザイナーの仕事とは、言葉にならない思いをカタチにすること。
つまり、お客さまが望まれている(言葉にできている)以上の価値を提供することです。
建物と違い外空間は、イメージを明確に言葉にすることが難しいもの。
また、お客さまが必要と感じる機能やキャパシティ、理想とするデザインの方向性など、必ずしも現実的とは言えないこともあるのです。
例えばカーポート。
家族の将来や来客を見据えて大型のものを検討されることがありますが、本当にそこまでの大きさは必要でしょうか。
例えば可愛いらしいお庭。
建物とのバランスは合っているでしょうか。
ご要望を伺い、それに応えるだけではなく、本当に望んでいるのは何なのか、気付いていないことはないか、将来はどんな暮らしがしたいのかなど、お客さまが言語化できていないことを明確にし、それを伝え、カタチにするのがデザイナーです。
もちろん、ときにはこちらが積極的に導くことも大切です。
そこで重要なのが、お客さまへのヒアリング。
ヒアリングを通し、普段の生活、ご家族の将来、ご夫婦の関係、趣味、仕事、理想の暮らしを、どこまで感じとれるか。
ヒントはどこに隠れているか、お客さまにも私たちにもわかりません。
それを探し出し、付加価値の高い空間を提案することこそ、デザイナーという仕事なのだと考えています。
心地よい外空間とより豊かなライフスタイルを提案し、つくり出すことができるのが、ガーデンデザイナー、エクステリアデザイナーの仕事です。