ガーデンセラピーとは? 庭が家族の心と体を整える「5つの作用」
2026年02月06日
ガーデンセラピーは特別な施設だけのものではありません。毎日の暮らしの中で、庭の光・緑・香り・土・居場所設計が心身に働きかけます。自宅で始める実践ポイントを解説します。
はじめに
「ガーデンセラピー」と聞くと、専門施設や医療・福祉の現場を想像する方が多いかもしれません。
でも本来は、もっと身近なものです。
朝、庭の緑を見ながら深呼吸する。
土に触れる。
風を感じる。
家族と外でお茶を飲む。
こうした小さな時間の積み重ねが、心と体の緊張をゆるめ、暮らしのリズムを整えてくれます。
今日は、日常に取り入れられるガーデンセラピーの考え方を、設計の視点で整理します。
ガーデンセラピーは「特別なこと」ではない
ガーデンセラピーの本質は、自然との接点を“続けられる形”で暮らしに組み込むことです。
大きな庭や高価な設備がなくても大丈夫。
大切なのは、毎日触れられる設計になっているかどうかです。
- 目に入る場所に植物がある
- 1分でも外に出たくなる導線がある
- 座って休める場所がある
- 季節の変化を感じられる
「たまに楽しむ」ではなく、無理なく続くことが、ガーデンセラピーでは一番重要です。
庭が心身に働きかける「5つの作用」
1)呼吸が深くなる(緊張のリセット)
緑や風に意識が向くと、呼吸が自然に深くなります。
忙しい日ほど、数分の外時間が“切り替えスイッチ”になります。
2)感覚が開く(五感の回復)
葉の揺れ、土の匂い、木漏れ日、花の色。
情報過多の毎日で疲れた感覚を、自然刺激がやさしく整えます。
3)体がゆるやかに動く(軽い活動量の増加)
水やり、剪定、掃き掃除。
庭の小さな作業は、運動として構えなくても体を動かせます。
4)家族の会話が増える(関係性の改善)
室内では起きにくい会話が、外だと自然に生まれます。
「今日、芽が出たね」みたいな小さな共有が、関係性を温めます。
5)自己効力感が育つ(気持ちの安定)
植物は手をかけると必ず応えてくれる存在です。
“育てられた”という実感が、自信や安心感につながります。
自宅で始めるガーデンセラピー:3つの実践
実践①:1日5分の「外ルーティン」を固定する
朝のコーヒー、夕方の深呼吸、夜の庭チェック。
時間を決めると習慣化しやすくなります。
実践②:「座れる場所」を先につくる
立ったままの庭は続きません。
椅子1脚でもいいので、まず居場所を作るのが最優先です。
実践③:手入れが簡単な植物から始める
最初から頑張りすぎない。
季節の草花+低木など、維持しやすい構成が長続きします。
ガーデンセラピー視点での庭づくりチェック
- 室内から緑が見える
- 1分で外に出られる導線がある
- 座って過ごせる場所がある
- 朝/夕どちらか快適な時間帯がある
- 手入れが負担になりすぎない
- 家族が関わる小さな仕掛けがある(ハーブ、実のなる木など)

まとめ
ガーデンセラピーは、特別な人のためのものではありません。毎日の暮らしの中で、自然に触れる小さな時間を設計すること。それが、心と体、そして家族の関係をゆっくり整えていきます。
「きれいな庭」だけで終わらせず、“過ごすことで整う庭”へ。
これからの庭づくりは、そこまで考えると暮らしの質が変わります。
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