はじまりは椅子から
2018年10月10日
こんにちは、SENSE OF RESORTです。
ガーデンファニチャー=庭園用家具。家具をお庭に置く。
そもそも家具は家の中に置くものという感覚がありますよね。だから、家具を家の外に置くことのイメージができない方も多いと思います。
この家具を屋外に置くという文化は、どのように始まったのでしょうか。
実はヨーロッパには古くから、椅子を屋外で使用するという文化がありました。
椅子は人の居場所としてだったり、また食事や作業、リラックスするための道具としてだったり…暮らしの中になくてはならないものとして古くから用いられてきました。
そんな椅子を屋外に持ち出したのは、19世紀後半頃が最初といわれています。
金属の製品が大量に生産できるようになった18世紀後半から19世紀にかけての産業革命の時代です。人々の暮らしは日に日に豊かになっていきました。
一方、安価で粗悪な製品が出回るようになったのも同じころ。
時代の流れの中で、芸術的で美しい日用品や生活空間を求める運動が起こることもあったのです。
社会がますます工業化したことによって、アウトドアの文化やアウトドアの素晴らしさが見直され、むしろそういったものへの憧れが強まったそうです。
時代は流れ、現在の日本であらためて私たちが提案するガーデンファニチャー。
何か一つ最初に手に入れるとすれば…、おすすめはやはり椅子です。
外で過ごすぜいたくな時間が見直され、それが豊かなことであると気がついたヨーロッパの人々がしたように、まずは一脚の椅子を持ってお庭に出てみてください。
そこに一人掛けの椅子からはじまるリゾートがあります。
私たちが扱うDEDONやTRIBUといったブランドの輸入元であるニチエスは、日本で初めてガーデンファニチャーを取り扱った会社。
日本におけるガーデンファニチャーの歴史は、また別の機会にご紹介できればと思います。
-ガーデンファニチャーとは-
耐久性、デザイン性に優れた庭園用の家具。椅子やテーブル、ソファー、パラソルなどを中心に、光や風、四季を感じながらお庭で過ごすための上質なアイテムです。専用素材の使用により丈夫で雨風に強く、屋外に設置したままでも破損や汚れの心配がありません。