カーポートといっても色々。立地や用途などからみたカーポート設置のポイント3つ。
住んでいる地域や立地などによって、カーポートの選び方は違ってきます。
カーポートは種類が豊富
屋外にガレージがある場合は、風雨から車を守るために、カーポートを設置することが多いです。カーポートは種類が豊富で、種類によって特徴も異なるので、自分の住む地域や立地に合わせて選ぶようにしましょう。もちろんデザインもいろいろあるので、好みのものを選ぶことも大切です。
台風が多い地域や、雪が降る地域は支柱のしっかりしたものを
雪が降ると、カーポートの上にも雪は積もります。積もった雪は、厚さにもよりますがかなりの重さになるので、支柱がしっかりしたものを選ぶことが大切です。カーポートには耐積雪強度があるので、豪雪地域の場合は耐積雪強度の高いものを選びましょう。また、風の強い地域は耐風圧強度も大切です。強風でカーポートの屋根が飛ばされた、というのはよく聞く話ですので、できるだけ風に強いものを選ぶほうが安心です。
隣家との距離
お隣の家に面したところにガレージがある場合は、カーポートのつけ方に注意が必要です。カーポートは屋根に角度がついているものが多く、設置する方向によっては雨がお隣の敷地に流れ込んでしまいます。トラブルの原因にならないためにも、雨や雪の時にお隣に迷惑が掛からないように設置を行うのが良いでしょう。また、設置したのが自宅の敷地内とはいえ、ポールの位置などが隣家の迷惑になるような設置の仕方は避けましょう。
車が入れやすいように
車庫入れは、左右のスペースに余裕があるほうが簡単です。そのため、ガレージの前後のスペースに余裕がある場合は、横ではなく後ろに支柱があるもののほうが駐車はやりやすいでしょう。車の出入りもしやすいので、助手席に乗り込むのも簡単です。また、今の車の車高が低いからと言って屋根の低いカーポートにすると、ワンボックスカーなど背の高い車に乗り換えたときに入らないというケースもあるので、その点も考えて選ぶことが大切です。
まとめ
カーポートは、形も大きさもさまざまですから、どれを選べばよいか迷ってしまうかもしれません。デザインが好みのものを選びたいところですが、まずは住んでいる地域の気候などを考えて、大雪が降ったり台風が来ても安全性が保てるものや、隣家との兼ね合い、車庫入れのしやすさなどを考えて候補を絞っていくのがよいでしょう。