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素敵だが手がかかりそうなバラガーデン。ツル性、木立性などの種類と特徴、初心者でも育てやすい品種は?

バラは種類が豊富で、品種によっては初心者でも育てすいものもたくさんあります。

バラの種類と特徴

バラにはたくさんの品種がありますが、大まかに分けるとまず3つの種類に分けられます。

ツル性

ツル性のバラは、その名の通り枝が長いツル状に伸びるタイプのバラです。枝が2m以上伸びるものを一般的にはツル性のバラと呼び、大型のアーチに這わせたり、広い壁一面を飾ることもできます。

木立性

木立性のバラは、支えがなくても自立するタイプのバラで、花壇などに植えたり、鉢植えにすることもあります。ツル性のバラとは違い、茎がしっかりしているので、何かに巻き付けたりはできません。

半ツル性

木立性のバラよりも枝が柔らかく、2m近くまでは伸びますが、ツル型ほど長くなるわけではありません。そのため、小型のアーチに絡ませたり、バルコニーから垂らしたりと、多様な使い方ができます。

初心者におすすめの品種

アンジェラ

鮮やかなピンク色が印象的なつる性のバラで、丈夫で育てやすく、年間を通して咲き続けるので、いつでもきれいな花を楽しむことができます。初心者にもおすすめなので、初めてのアーチなどを作る場合には使ってみるとよいでしょう。

パパメイアン

やはりバラといえばビロードのような深紅のバラを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。パパメイアンは、そういった特徴を持ちつつ、丈夫で育てやすいので初心者にも安心して育てることができます。

王妃アントワネット

ベルサイユのばらの主人公の名前から名づけられたこのバラは、濃いピンクの波うった花びらがフリルのようになっている華やかな木立性のバラです。寒さや暑さにも強く丈夫で、薬剤などもほとんど必要ありません。

レディ・エマ・ハミルトン

オレンジ色の花とフルーティな香りが特徴のレディ・エマ・ハミルトンも人気のバラです。寒さには強いのですが、暑さにはあまり強くないので日差しのきつい場所を避けて植えるとよいでしょう。

ピエール・ドゥ・ロンサール

つるバラの中でも代表格ともいえるこの品種は、上品な花色の大輪の花が咲くため、花をつける春には壮観で見ごたえ抜群です。大きなバラを咲かせてみたい人にはおすすめの品種です。

まとめ

バラの庭を作るときには、まずつる性のバラと木立性のバラのバランスを考えるとよいでしょう。どこにつる性のバラを使い、どこに木立性のバラを植えるかを考えて、花の咲く季節や色合いなどを考慮して植えるのがおすすめです。初心者の場合は丈夫な品種を選ぶことで、失敗しにくくなります。

 

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