レンガ、タマリュウ、砂利など、駐車場の目地、何で埋める？

コンクリートの駐車場には、目地が必要ですが、その目地を埋める素材にもいくつかの種類があります。

駐車場の目地とは

コンクリートの駐車場の場合、広い駐車場を一面コンクリートで塗りつぶしてしまうということはありません。一定の広さを超える場合は、ライン上の目地を入れるのが一般的で、これはデザイン上の問題ではなく、コンクリートが気温の変化による膨張収縮や地盤沈下などによる堆積変化を吸収するためのものです。この目地がないと、コンクリートがひび割れを起こしてしまうので、それを防ぐために目地を設けます。目地の部分はコンクリートではない別の素材で埋めることになりますが、その素材としてよく使われているものとして、いくつかの種類があります。

レンガ

コンクリートの目地として、レンガを使用することができます。レンガを使うと、ナチュラルでおしゃれな雰囲気になりますし、色を選ぶことでスタイリッシュに仕上げることもできます。細かい砂利などがコンクリートの上に散らばることもないので、掃除などの手間もかかりにくいのがメリットでしょう。費用がやや高めになりますが、全面レンガなどに比べるとかなり安くなりますので、レンガの目地はおすすめです。

タマリュウ

コンクリートの目地に緑の草が植えられているのもよく見かけますが、その多くはタマリュウという多年草の植物です。無機質になりがちなコンクリートに、植物を植えることでよいアクセントにもなります。価格も安く、自分で植えることもできるので、費用を抑えたい人にはよいでしょう。ただし、植物ですので手入れによっては枯れてしまったり、雑草が生えたり、虫がついたりすることもあるので注意です。

砂利

砂利は、コンクリートの目地によく使われる素材です。費用が安く、種類が豊富なので、好みのイメージに仕上げることができます。色や雰囲気を変えたくなったら、別に砂利に敷き替えるのも簡単です。デメリットとしては、隙間から雑草が生えてくることや、目地からコンクリートに砂利が散らばることがあるので掃除が必要なことくらいです。