どうせ植えるなら、食べれる実のなる木がいい?庭木に植えてもいい果樹4つ。
育てやすい果樹を植えれば、緑が豊かになるだけでなく、果物の収穫を楽しむこともできます。
庭木にはどんな果樹が向いている?
庭にどんな木を植えるかは、一度植えたら簡単には植え替えたりできない上、今後の管理などを考えると悩むところです。どうせ植えるなら食べられる実がなる木を植えるのも楽しいものです。季節が来れば収穫を楽しめ、家族でその味を味わうこともできます。とはいえ、果物によっては庭木に向かないものもありますので、木の種類を選ぶときは注意しましょう。ここでは庭木に向いている果樹をいくつかご紹介します。
レモン
レモンなどの柑橘系の木は、庭木に植えられていることが多いです。比較的病虫害に強く、初心者でも育てやすいのが魅力です。レモンに限らず、ミカンやキンカン、ライムなどの柑橘系を植えている家は多いでしょう。
地植えはもちろん、植木鉢で育てることも可能です。育成は難しくはありませんが、あまり寒い地域では育ちにくい品種もあるので、気候に合ったものを選びましょう。
梅の木
花と香りが印象的な梅の木ですが、花が咲いた後は当然実がなります。そのままでは食べられませんが、梅干しなどを作る家庭なら、自家製の梅で手作りの梅干しを作ってみてはいかがでしょうか。子供と一緒に砂糖につけて、暑い夏に梅サワーや梅ジュースを楽しむのもいいし、ブランデーと氷砂糖に漬けると美味しい梅酒になります。
オリーブの木
オリーブは非常に丈夫で育てやすいということもあって、シンボルツリーにもよく使われている木です。イタリア料理などに使われるオリーブの実がなりますので、収穫を楽しむことができます。
グミの木
細長いサクランボのような赤い小さな実をつけるのがグミの木です。非常に丈夫で、剪定をしないとどんどん大きくなってしまいます。子供でも簡単に実を摘むことができるので、小さい子供がいる家庭でも楽しく育てられるでしょう。そのまま食べられる実がなるのも魅力ですが、春に咲く花もとてもきれいです。
庭木に向かない果樹
庭木に向かない果樹としては、甘い実をつける木などがあります。イチジクやプラムなどは、そのたま食べられる実がなる果樹ですが、その甘い実に誘われて虫もたくさん寄ってきます。また、熟した実が落ちて、腐ったり匂いがすることもあるので、こまめに掃除をする必要もあるでしょう。
そのほか、木苺など果物の種類によっては、その木だけでは受粉できないものがあり、その場合は花が咲いても実がなることはありません。庭に、収穫用の木のほかに受粉用の木を植えるのは大変ですし、人工授粉が必要な場合もあるので、そういったものは避けたほうがよいでしょう。
まとめ
庭に木を植えるときに、果物などがなる木を植えると、収穫を楽しむことができます。種類によって育てやすさなどは異なりますので、慣れないうちは簡単に育つものを選ぶとよいでしょう。