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人を元気にする緑の力。病院、デイケアセンターにこそお庭や屋上緑化をおすすめする理由4つ。

植物の力で心を癒したり、リハビリを行うことができると考えられています。

病院やデイケアセンターで植物が役立つ

建物の屋上に庭園を造るなど、都市部でも様々な場所を緑化するケースが増えていますが、その中でも注目されているのが病院やデイケアセンターなどの緑化です。病気やケガで入院していたり、お年寄りが暮らすこれらの施設でこそ、植物の力が役に立つと考えられています。

お世話がリハビリになる

植物を育てるためには、水や肥料をやったり、雑草を取ったりと、いろいろとお世話をしてあげねばなりません。病院やデイケアセンターでは、リハビリの一環としてそうした作業の手伝いを、軽度の病気やケガの入院患者、お年寄りが行っています。屋外で行う植物のお世話は、適度なリハビリテーションになりますし、何よりも楽しみながらできるということで好評です。

植物の緑で癒やされる、セラピ

植物の緑には、心を癒す効果があります。病院やデイケアセンターから気軽に公園などに行くのが難しくても、屋上や中庭に緑豊かな場所があれば、そこで気持ちを穏やかに過ごすことができます。緑豊かにするだけではなく、四季折々の花で季節を感じたり、小川を作って水音を楽しんだり、メダカなどを眺めることでリラックスできるのです。

実りを収穫

目で見て楽しむ木や花だけでなく、収穫のできる野菜や果実も病院やデイケアセンターでは人気です。どうしても食が細くなりがちなお年寄りや病人でも、自分で手をかけて育てたり、育つ姿を見守った野菜などは、おいしく食べられるものです。

また、料理が得意な人は、収穫した野菜を料理して食べるのも、楽しみの一つになります。野菜や果物を育てて、収穫し、料理して食べるという一連の行動が、楽しみやリハビリ、精神的リフレッシュにつながるのです。

緑豊かな癒やしの景観

病室の窓から見える景観がコンクリートジャングルでは、心も安らぎません。窓の外に、緑の植物を植えることで、病室に居ながらも自然や四季を感じることができるでしょう。少しでも自然の心地よさや季節感を感じてほしいという気持ちも、病院やデイケアセンターの緑化につながっているのです。

まとめ

病院やデイケアセンターで過ごす、自由に公園や山里に行くことができない人たちにこそ、施設の屋上や庭で植物を育てて、ガーデニングや収穫の喜びを感じたり、季節の野菜や果物を口にしたりすることは大切です。

できる範囲で作業を行うことはリハビリにもつながりますし、外の空気に触れて緑の中で過ごすことはリフレッシュにつながります。近年こうした観点から緑化を行う施設がどんどん増えています。

 

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