雑草対策、防犯など、目的別にみたおすすめの砂利4つ。
砂利を敷く目的は、雑草対策や防犯などさまざまですので、目的に合わせたものを選ぶようにしましょう。
目的別おすすめの砂利
庭に砂利を敷くメリットはいろいろありますが、人によってその目的はさまざまでしょう。光を遮って雑草が生えてこないようにしたい場合もあれば、踏んだ時の足音で不審者の侵入がわかるので、防犯目的で敷いておきたいという人もいます。砂利にはたくさんの種類があるので、できれば目的に応じた砂利を選ぶのがおすすめです。
雑草対策の砂利
砂利を敷くことで、日光を遮り、雑草の成長を妨げるという方法で、雑草対策をする人は少なくありません。しかし、かなりの厚さに砂利を敷いても、砂利は次第に土に埋まって厚みを失ってしまいますし、隙間から雑草が生えるのはよくあること。雑草対策で砂利を敷く場合は、砂利を敷く前に防草シートを敷くことが大切です。防草シートの上に敷くので、基本的にはどんな砂利でも大丈夫です。防草シートなしで砂利を敷く場合は、土に埋まりすぎるほど小粒ではなく、隙間から雑草が生えるほど大きくない、ほどほどの大きさの砂利がよいでしょう。
防犯目的の砂利
防犯目的で砂利を敷く場合は、その上を歩いたときに音が鳴ることが大切です。そのためには、丸い粒の砂利よりも、角のある砕石タイプの砂利のほうがよいでしょう。角張っている砂利は、その上を歩くとギシギシと音が鳴るものが多いです。また、防犯効果を高めるために、あえて音が鳴りやすいとされる砂利も販売されています。家の横や裏手など、人目に付きにくいところには、こうした砂利を敷くのもおすすめです。
景観目的の砂利
景観目的で砂利を敷く場合は、色や風合いにこだわってデザインを考えるとよいでしょう。白や黒、赤など、単色の砂利を場所場所に配置してモザイクのような庭にしても素敵ですし、五色砂利などいろいろな色を使った砂利で華やかにすることもできます。別の色の砂利を使う場合は、レンガで仕切るなどすると、境目が混ざることなくきれいに仕上がります。
駐車場に敷く砂利
駐車場を砂利敷きにする場合は、砂利の粒の大きさに注意が必要です。あまり大きい砂利を使うと車がガタガタしますし、逆に小さすぎるとタイヤの溝に砂利が挟まって走行時に危険です。また、車を出すときに砂利が一緒に車道まで出てしまって、掃除が大変な場合もあります。あまり大きすぎない砂利を敷いてから、専用のスプレーで固めてしまうのも一つの方法です。
まとめ
庭に砂利を敷く場合は、目的に応じて合ったものを敷くことが大切です。雑草が気になる場合は砂利の下に防草シートを引いたり、防犯目的の場合は音のなりやすい砂利を選ぶなど、たくさんの砂利の中から選んで使うようにしましょう。