家の第一印象を決める門柱。素材別にみた特徴とメリット・デメリット。
門柱は素材によって機能も雰囲気も変わってきます。
門柱を素材別に考える
門柱は、家の第一印象を決める大切な部分です。どんなデザインにするかはもちろん、素材によっても雰囲気はずいぶん変わってきます。最近は門扉がなくてインターホンやポスト、表札のみを設置した機能門柱も増えていますが、むやみに敷地内に入ってこられないようにするためにも、門扉はあったほうがよいでしょう。
ブロック
ブロックは、丈夫で費用も比較的安いということから、門柱としてよく使われている素材です。そのままではやや殺風景だったり無機質に見えてしまうのがデメリットですが、最近では表面に凹凸や色を付けた化粧ブロックを使うことが多くなっており、デザイン性の高い門柱に仕上げることも可能です。
塗り壁
塗り壁の門柱は、家の外壁を塗り壁で仕上げたときに、同し素材で作ることが多いです。外壁と同じ質感や色になるので、家との統一感が出て、全体的に高級感のあるまとまった仕上がりになります。
デメリットとしては、職人さんによる作業が必要なので、費用が高くなりがちなことや、外壁と同じように風雨にさらされることで汚れやすいという点があります。
タイル
タイルも、種類が豊富なのでオリジナリティのある仕上がりが可能な素材です。丈夫で高級感もあり、色や形も好きなものを選ぶことが可能です。デザインや素材によっては費用が高くなるのがデメリットですが、汚れにくくお手入れがしやすいのはメリットでしょう。
木材
ナチュラルな雰囲気を好む人に人気が高いのが木材を使った門柱です。暖かみがあって、個性的な門柱にすることができます。デメリットとしては、耐久性が高くないので、年月が経つと朽ちるなど劣化する恐れがあることでしょう。木に似せたコンクリートなど、木のテクスチャの素材を使えば、耐久性も備えることができます。
レンガ
レンガは丈夫で、なおかつ独特の暖かみのあるデザインになることから人気の高い素材です。重厚感や高級感もあるので、門柱にはよく似合います。丈夫な素材ですが、年月が経つとコケが生えたり表面が劣化することもあるので、こまめにきれいにしておくとよいでしょう。
まとめ
門柱は、素材によって雰囲気が異なるので、好みの素材を選ぶとよいでしょう。家の外壁と合わせた塗り壁にしたり、タイルやレンガで重厚感のある門柱にするのも素敵です。家の顔になる部分でもあるので、きれいに保ちやすい、メンテナンスが楽な素材を選ぶことも大切です。