粒の大きさや形状、色別にみた庭用の砂利7つ。
砂利は種類によって雰囲気や費用も大きく変わるので、いろいろ比較してみるのが良いでしょう。
庭用の砂利いろいろ
庭に砂利を敷くことで、統一感のあるスッキリした見た目になるだけでなく、雑草が生えるのを防いだり、歩くと音が鳴ることで防犯効果を高めたりすることができます。砂利には、粒の大きさや色、素材などでいろいろな種類があるので、好みや用途に合ったものを選ぶとよいでしょう。
白玉砂利
白玉砂利は、白玉のような丸みを帯びた白い砂利です。敷くことで庭が明るくなり、和風の庭にも洋風の庭にも使えるということで人気の高い砂利です。粒の大きさはいろいろで、大きさを変えることでやや雰囲気も変わります。全面が真っ白になるため、ゴミが目立ちやすいのが難点で、落ち葉などが多い場所では管理に手間がかかるかもしれません。
赤玉砂利
赤みを帯びた茶系の砂利で、乾燥しているときはやや明るく淡い色ですが、雨などで水にぬれると濃い赤茶になります。レンガに近い色ということもあり、洋風の庭に使われることが多く、ナチュラルな雰囲気を好む人にもおすすめです。
青玉砂利
青っぽい自然みのある色合いが魅力の砂利です。洋風の庭にも使われますが、和風の庭にもよく似合います。角のない丸みを帯びたものや、石を砕いた感じの角があるものなど形もさまざまで、形によって雰囲気も変わります。
五色砂利
白や赤、青、黒など、いくつもの色の砂利を合わせたもので、華やかな雰囲気になる砂利です。いくつもの色を使っているものの、落ち着きもあるので和風の庭によく使われます。
金華砂利
金華砂利は、黄色の砂利とグレーの砂利などが混ざったもので、自然に近い色合いを感じさせます。落ち着いてみるので、和風の庭や、アジアンテイストの庭にも使われる砂利です。
那智黒砂利
黒一色の砂利で、シンプルで高級感があるのが特徴です。モノトーンでまとめたいときなどにも使われる砂利で、濡れると光沢のある黒になって違った美しさを見せます。
伊勢砂利
黄土色の小さな粒の砂利で、伊勢国と呼ばれていた三重県菰野町周辺で取れる砂利です。マグマからできた花崗岩であり、水はけがよいことでも知られる砂利です。
まとめ
庭に使われる砂利には、いろいろな種類があるので、庭の雰囲気に合ったものを選ぶことが大切です。もちろん一つの種類に限定する必要もないので、庭の場所によって違った砂利を使ってデザインを考えるのもよいでしょう。同じ種類の砂利でも成分や粒の大きさで違った雰囲気になるので、その点もよく考える必要があります。