玄関まわり、カーポート、勝手口など、場所別の目隠しのポイントについて教えてください。
目隠しの方法はいろいろあるので、場所に合わせて選ぶのがおすすめです。
場所別の目隠しポイント
開放的な家は素敵だけど、外からの目線は気になりますし、防犯の面からもある程度の目隠しは必要です。玄関や勝手口など、場所に合わせて目隠しをすることで、効率よく快適な生活になります。
玄関回り
道路に面した玄関の場合、ドアを開けたら通行人と目が合ったり、宅配物を受け取っているときに外から家の中が見えるのが嫌、ということから目隠しを設置する人も多いです。
玄関の場合は家の顔ともいえる場所ですから、やはりインテリア性にもこだわっておしゃれなフェンスにするのもよいでしょう。玄関が完全に見えないように覆ってしまうのではなく、正面からだけ見えないように部分的なフェンスをつけるのもおすすめ。完全に見えないと、逆に防犯性は低くなってしまいます。また、高すぎるフェンスは圧迫感が出てしまうので玄関には向きません。
枕木などを立てて隙間に木を植えるなどしても、おしゃれな目隠しになります。また、程よく視線は遮りながら、圧迫感を与えない縦格子ルーバーも人気です。
カーポートの目隠し
カーポートに目隠しをすることで、車に乗り降りするときの外からの視線が気にならなくなるだけでなく、車を風雨から守ることもできます。柱と屋根のみのカーポートに後付けでパネルを設置することで目隠しになりますから、カーポートごと交換する必要は基本的にはありません。半透明のパネルをつければ、圧迫感のない目隠しになるのでそれもよいでしょう。ただし、パネルは風を受けやすいので、強度の面を考えても施工はプロに任せたほうが安心です。
勝手口の目隠し
勝手口も、ゴミ捨てなどで開けたときに人がいると嫌なので目隠しがあるとよい場所です。多くの場合は家の横や裏手など、目立たない場所になるので、見た目はそれほど大切ではありません。金属フェンスなど丈夫なものにするか、植木などで囲ってしまってもよいでしょう。
庭の目隠し
オープンな庭も素敵ですが、やはり人目が気になりますからある程度目隠しがあると安心です。ガーデニングが好きな人なら、植木で囲って緑や花を楽しめるようにするのもよいですし、小さな子供が庭で遊ぶのであれば、道路に出て行ってしまわないようにフェンスなどで囲ったほうが安心です。
まとめ
玄関やカーポートなど人目が気になるところは、フェンスなどで目隠しをするのがよいでしょう。最近は木製のフェンスや縦格子ルーバーなど、見た目もおしゃれなものが多くなっているので、用途や好みに合ったものが選べます。