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屋外家具の劣化、出しっぱなしでいい?選ぶ際のポイントとメンテナンス方法について。

屋外で使うことが想定されているので、基本的には出しっぱなしで大丈夫です。

屋外家具を選ぶときのポイント

屋外家具は、どうしても風雨にさらされることが多くなるため、出しっぱなしで大丈夫か心配になってしまいますが、屋外に置くことで多少劣化はするものの、基本的には屋外に置かれることを想定して作られているので、出しっぱなしでも問題はありません。それでも長くきれいに使うためには、選ぶときにどのようなことに気をつければよいのでしょうか。

置く場所に合わせて素材を選ぶ

屋外家具をどこに置くかによって、適した素材は違ってきます。たとえば、無垢材を使った家具などは、雨に濡れたままなかなか乾かないと木の部分が痛む原因になってしまうので、ある程度日の当たる風通しの良い場所が適しています。しかし、強化プラスチックを使った家具などは逆に日差しがきついと紫外線で劣化しやすくなる一方で、雨に濡れても平気ですし、日陰で乾きが悪くても問題ありません。このように、置く場所に合わせてデザインや大きさだけでなく、素材も選ぶことが大切です。

お手入れをするかしないかを考えて選ぶ

屋外家具も種類によっては定期的なお手入れが必要なります。たとえば、布製のパラソルやガゼボなどは1年に1回程度洗濯してあげる必要がありますし、こうした屋根がついた家具は台風などで強風が吹くときには取り外さなくてはなりません。その他、無垢材などは定期的にステインを塗ったりと、メンテナンスが必要な材質のものもあるので、お手入れを全くしたくないという場合は別のものを選ぶとよいでしょう。

屋外家具のメンテナンス

布類は洗濯

パラソルの屋根や、ソファのクッションなど、布製の物は洗濯をします。洗濯は、それぞれの洗濯タグを見ながら、正しい方法で行うようにしましょう。布とはいえ、屋外で使えるように防水・防汚などの特殊加工をしている場合が多いので必ず表示を確認してから洗います。

無垢材にはステイン

アカシアやユーカリといった無垢材を使った屋外家具は、ひび割れなどを防ぐために、ステイン塗装などが施されています。数年に1度ステインを塗りなおすことで、無垢材の屋外家具は格段に長持ちしますので、定期的にメンテンナンスするとよいでしょう。

使わないときはカバーを

どんな素材でも、強い紫外線を浴び続けたり、雨に濡れて乾くことを繰り返していると、素材が徐々に劣化していきます。それを防ぐためにも、できるだけ使わないときはカバーをしておくのがおすすめです。

まとめ

屋外家具は基本的には外で使うように作られているので、出しっぱなしでも問題ありませんが、多少のメンテナンスが必要な場合もあります。選ぶときは、置く場所に合わせて劣化しづらい素材のものを選び、長く使うためにも素材に合わせた適切なメンテナンスを行うようにしましょう。

 

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