クレマチス、バラなど、たくさんの花がフェンスや壁に溢れる、おすすめのつる性植物4つ。
つる性植物は、フェンスや壁に這わせることによって、家周りを華やかに彩ることができます。
つる性植物とは
つる性植物とは、茎をつるのように伸ばして成長する植物で、そのままでは上に成長することはできません。支柱や壁、フェンスなどが近くにあれば、それにつるを絡ませるなどして成長していきます。広範囲に広がっていくものが多いので、壁やフェンスの一面を覆うなどすることができ、見た目が華やかになる他、夏の日差しから家を守って涼しくする効果も期待できます。
おすすめのつる性植物
クレマチス
ガーデニングで使われるつる性植物の代表格ともいえる花です。種類が豊富で、白や黄色、ピンクなどいろいろな色のものがあり、花の大きさや形も品種によって異なります。かわいらしい花を咲かせるものが多く、好みによって選べるのも魅力でしょう。寒さに強いので、寒い地域でも比較的育てやすい花です。
つるバラ
バラは非常に品種の多い花ですが、つる性のバラも多くあります。色や花の形、大きさなども品種によって異なりますので、好みのものを選ぶとよいでしょう。自然の雰囲気がいっぱいのクライミングローズはナチュラルな庭にはよく似合いますし、小さい子供がいる家庭ならトゲのないモッコウバラなどもおすすめです。
アケビ
アケビは、淡い紫やピンクの花を咲かせるつる性植物です。花自体はそれほど華やかというほどではありませんが、若芽を山菜として食べることができたり、果実が収穫できたりという楽しさがあり、つるを使って籠を作る人もいます。丈夫で初心者にも育てやすいのも魅力でしょう。
カロライナジャスミン
春から夏にかけて、鮮やかな黄色い花を咲かせるカロライナジャスミンも、人気のつる性植物です。花を咲かせるのはこの季節だけですが、壁一面に広がったカロライナジャスミンがたくさんの花を咲かせるようすは、とても華やかで見ごたえがあります。ジャスミンのような香りも特徴です。
まとめ
つる性の植物は、壁やフェンスに這わせるなどいろいろなところで育てることができ、花が咲くととても華やかなのが魅力です。クレマチスやつるバラなどが代表的で、その中でも品種が豊富なので好きな色や大きさの花を選べるのも面白いところでしょう。季節になると花が咲くだけでなく、芽や果実が食べられるアケビなどを植えてもおもしろいでしょう。