特別な手入れをしなくても毎年花を咲かせる宿根草。庭に植えたいおすすめの宿根草4つ。
毎年きれいな花を咲かせてくれる宿根草で、お手入れの手間をかけずにガーデニングを楽しみましょう。
宿根草なら毎年植える必要なし
庭で花を咲かせるのなら、毎年植える必要のない宿根草がおすすめです。花が咲き枯れてしまうと終わりの一年草に対して、多年草ともいわれる宿根草は、花が落ちても葉や茎もそのままで季節になると毎年花を咲かせたり、枯れたように見えても土の中の根は生きていて春になるとまた芽を出して育ち始めたりするので、毎年植え替える必要がありません。ここでは、おすすめの宿根草をご紹介しましょう。
アリストロメリア
白やピンク、オレンジなどいろいろな色が楽しめるのがアリストロメリアです。種類が豊富で、花は春から夏にかけて咲くものが多いのですが、オーレア種などは冬以外の長い期間花が楽しむことができます。花束やフラワーアレンジメントにもよく使われることもあり、育てやすい品種も作られているのでガーデニング初心者にもおすすめです。
クレマチス
クレマチスもガーデニングでは人気の宿根草です。種類が豊富で、ツルが伸びるタイプのモンタナ系やアーマンディー系、木立性のフォステリー系や、ベルのような形の花が特徴的なヴィオルナ系・テキセンシス系などがありますが、どれも可憐な花を咲かせるのが魅力です。
クリスマスローズ
冬になるとどうしても花が少なく庭が寂しくなってしまいがちですが、冬に花を咲かせるクリスマスローズを植えておくと年間を通して花の咲く庭を楽しむことができます。いろいろな色の花を咲かせるので華やかで、手間も比較的かからず人気の花です。
ゲラニウム
日本ではフクロソウとも呼ばれるゲラニウムは、野草のような自然の可憐さをもつ宿根草で、背の高い高性種と背の低い高山種があります。高山種は花のじゅうたんのように華やかに咲かせることもできますが、暑さに弱いので涼しい地域に限られるでしょう。一般的に多く栽培されているのは高性種で、紫のイメージが強いですが、白やピンクの品種もあります。
まとめ
毎年種から育てる一年草も素敵ですが、手間をかけなくても毎年花を楽しませてくれる宿根草はガーデニングには欠かせません。種類によって開花時期や期間が異なるので、いろいろな時期に咲く宿根草を植えておけば、年間を通して花を楽しむことができるのも魅力でしょう。