お庭のシンボルツリーを選ぶ際のポイント5つ。
シンボルツリーは、植える位置や好みに合わせて選ぶのが良いでしょう。
シンボルツリーの選び方
シンボルツリーは、その家の象徴になる木です。特に決まった種類があるわけではありませんが、植える場所や好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
常緑樹か落葉樹か
きには、常緑樹と落葉樹があります。1年中緑の葉を茂らせている常緑樹に対して、落葉樹は秋になると葉を落とし、冬は枝だけの状態で過ごして春になると芽を出します。常緑樹はあまり葉が落ちないので掃除の必要が少なく、メンテナンスがラクだというメリットがあります。一方落葉樹は、秋になると落ち葉の掃除が大変ですが、紅葉したり若葉が出たりと、四季の移り変わりを楽しめるのがメリットです。落ち葉の掃除を怠ると隣人トラブルになる場合もあるので、落葉樹を植えるときはその点も気をつけましょう。
花が咲く木にするか
木によっては、季節になると花を咲かせます。キンモクセイやモクレンなど、印象的な花をつける木を植えるのもよいでしょう。花が咲く木も、落葉樹のように花びらが落ちる季節は掃除をこまめにする必要がありますし、花が咲くということで虫が寄ってくることもあります。
サイズはどれくらいか
種類によっては、成長するととても大きくなる木もあります。将来的にどれくらいまで大きくなる木かを確認してから植えないと、思った以上に大きくなって敷地の外にはみ出したり、壁に当たって窮屈になったりするので注意しましょう。大きくなった時をイメージして、植える位置を決めておくと安心です。
植える場所はどこか
家の玄関前に植える場合などは、常に葉が茂って目隠しをしてくれる常緑樹が好まれる傾向があります。一方、庭のリビングの窓辺などに植える場合は、落葉樹を植えると春から夏にかけての日差しのきついときは葉が日差しを遮り、冬になると葉が落ちて太陽が差し込むため快適に過ごすことができるでしょう。植える場所によって、常緑樹にするか落葉樹にするかを選ぶのもおすすめです。
お手入れは可能か
ガーデニングが趣味でマメにお手入れをするというのであれば大丈夫ですが、なかなかお手入れする暇がなかったり、つい忘れてしまうという人は、丈夫な種類の木を選ぶのがよいでしょう。シンボルツリーが枯れるというのはなんとなく縁起が悪いので、多少ほおっておいても枯れないような丈夫な気にしておきましょう、
まとめ
家族とともに過ごし、成長を見守るシンボルツリーを植えることで、家への愛着はさらに増します。植える木の種類は好きなものを選べるので、ライフスタイルや好み、植える場所に合った木を選ぶとよいでしょう。