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農業で介護?!デイケアセンターなど、介護福祉施設に畑を作るメリット5つ。  

介護福祉施設での農業には、さまざまなメリットがあり注目されつつあります。

介護福祉施設で農業

介護福祉施設に畑などを併設して、利用者が農業をできるようにした施設が注目されています。もちろん体調や健康状態などを見て、できる作業を行うということになりますが、畑仕事をすることでどんなメリットがあるのでしょうか。

利用者がやりがいを感じる

利用者が農業をすることの最大のメリットは、やりがいを感じて生きる手ごたえを得ることができるということです。介護福祉施設に入所すると、お世話をしてもらうだけでアクティビティなども参加をする気にならない、という人も少なくありません。その点、「仕事」としての農業であれば、そういった人でも参加しやすく、やりがいをもって取り組むことができるのです。体の自由度などに応じて、幅広い仕事があるので、自分に合った仕事ができるのもメリットでしょう。もちろん、体を動かすことで、健康にも役立ちます。

農業の経験を生かせる

お年寄りの中には、農業を経験している人も少なくありません。そのような人たちには、他では得難い知識や経験があるものです。そうした経験を生かして畑を作ったり、近隣の農家の人と交流をもって知識を伝えることには大きな意義があります。また、未経験の利用者に教えたり、教えられたりするのも、農業ならではの良い経験です。

販売することで収入につながる

収穫した農作物によっては、近くのスーパーなどで地場野菜として販売できることもあります。収入にもつながり、わずかな金額でも働いたという実感が持てます。

新鮮な野菜が食べられる

販売をしない場合でも、施設内の食事に利用することで、旬の新鮮な野菜を食べる機会になります。普段食の細い利用者でも、自分たちで作った野菜であればいつもよりも食べられることも多いですし、旬の野菜は栄養も豊富です。料理も自分たちで楽しみながらする場合もあります。

農業の人手不足解消に

施設が畑などを持っていない場合でも、近隣の農家のお手伝いをすることで、農家にとっては人で不足の解消につながり、利用者もやりがいをもって働くことができる場合もあります。

まとめ

介護福祉施設の利用者にとって、やりがいを持った働き、人の役に立つということは大きな生きがい繋がることです。農業は、体を動かすことも多いため健康維持にも役立ちますし、収穫量などによっては販売して収入につながることもあります。こうしたメリットが注目されて、農業のできる介護福祉施設も増えているのです。

 

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